ソフトバンクの通信障害で思い出す東日本大震災。。。

先日はソフトバンクに通信障害が起きたようです。

 

実際、ソフトバンクの携帯からご連絡のあったお客さんの電話も途切れ途切れ。

 

12月19日にはソフトバンク上場が控えている中で、この通信障害。

 

陰では色々あるのかな?などと思わせてくれます。

 

ちなみに私はドコモなので今回の通信障害は無縁でしたが、こういったことがあると震災などのニュースを思い出してしまいます。

 

簡単に書けば通信障害が起こったキャリアからすれば大問題ですが、他の無事なキャリアの人からすると「ほとんど関係ない」のです。

 

震災が起こった地方なら大問題だけれど、他の地域からすればあんまり関係ない。

 

「当事者意識」とでも表現したら良いのかわかりませんが。。。

 

こういった時に必要なのは「想像力」だと思います。

 

「もし自分にこれが起きたらどうしよう」・・・という想像力であり当事者意識。

 

これだけスマホなど通信機器の必要性が高まってきている中、その手段が途切れるとなると仕事にも多大な影響が出て来る人も多い。

 

まあ、プライベートだけであれば多少の我慢をすれば良いのでしょうが、仕事となるとそうもいかない。

 

実際に・・・ですが、東日本大震災が起きた時、私の場合はこうでした。

 

震災直後から携帯電話は繋がらない。電気、水道、すべてとまる。

 

当時はそれほどスマホが普及していなかったのもあり、ほとんどがガラケーでしたから、充電の問題はそれほど大きくはありませんでしたが、昨今の震災被害においてたびたび問題にはなっていました。

 

スマホは本当に便利で重要なツールではありますが、これが使えなくなったときのリスクはほんとうに怖い。

 

それを想定しておく・・・というのは難しいモノではありますが、仕事としてITを活用している人であればやはり重要な危機管理の一つになると思います。

 

IT関係は便利ではありますが、こういった通信障害や電気が無くなるとただのお荷物になってしまう可能性が高いワケで。。。

 

「便利なモノほどその分リスクが高い」

 

投資の世界では「ハイリターンはハイリスク」。

 

「ローリスクはローリターン」という鉄則があります。

 

車も便利な道具ではありますが、スピードの出し過ぎなどで使い方を誤ると凶器となってしまいます。

 

震災の時、ガソリンが入れられない車の無用さを思い知らされたこともありましたね。。。

 

ずっとそのことばかりを考えていてもダメだと思いますが、こういったニュースが流れたときに、自分事として考えることは非常に大事だと私は思います。

 

東日本大震災の翌日の朝、私はほとんど何も持たず強制避難させられました。

 

情報がないから何が起きているかもわからなかった。

 

震災から10日後、飼い猫を救出に大熊町に立ち入ったのですが、怖かったです。

 

誰もいない町。道路が隆起していてタイヤがバーストした車があちこちに放置。

 

「もしタイヤがバーストして動けなくなったら、携帯も使えないから助けも呼べない」

 

まあ、結果的には大丈夫ではありましたが。。。

 

地震原発事故なんてコラボレーションは今後も起こる可能性は低いかもしれませんが、通信障害くらいのリスクはいつも想定しておきべきだと思います。